「セアカゴケグモ」にご注意!

平成15年8月3日、奈良県内ではじめて、セアカゴケグモが発見されました。
セアカゴケグモは強い毒を持っており、咬まれると局部や四肢全体が痛むなどの症状があらわれる場合がありますが、突かれると驚いて死んだまねをするなど、攻撃性のない、おとなしいクモですので、「素手でさわらない限り咬まれることはない」と言われています。(庭先等で作業するときは、軍手を着用してください)
小さいお子さまや、抵抗力の弱いご高齢ご病弱の方などは、特にご注意ください。
もし見かけたら
- 素手で触らないようにしてください。
- もよりの薬局で市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系のクモ用スプレー等)を噴霧するか、靴で踏みつぶして、駆除してください。
- 卵は踏みつぶしてください。(殺虫剤は卵には効果が薄いようです)
保健所には知らせる必要はありません。
もし咬まれたら
1.患部を水でよく洗う → 2.病院で診察を受ける (咬んだクモを持参するとよい)
咬まれたときの症状
はじめはチクッと針で刺したような痛みを感じます。
やがて咬まれた部分のまわりが腫れて赤くなります。痛みはしだいに全身に広がります。
悪化すると、多量の汗をかいたり、さむけ、はき気などがあらわれることもあります。
通常は、数日から数ヶ月で回復する例が多く、咬まれても重症になることはほとんどありません。
駆除の方法
生息しそうな場所に普段から注意し、クモの巣があれば、棒切れなどで払って、クモが巣を作らないようにすればこのクモからの被害を避けることができます。
セアカゴケグモを見つけても、素手で捕まえたり、さわったりしないようにしましょう。
クモに直接、市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系のクモ用スプレー等)を噴霧すれば駆除できます。
駆除を依頼する場合は、専門業者等にしてください。
- 奈良県ペストコントロール協会 電話0742-23-7312 FAX 0742-25-0789
セアカゴケグモの生態
特徴
- メス
(体長7~10ミリメートル)
全体が黒色で、腹部の背面に目立った赤色の縦条がある。(令期によっては変化する場合があります) - オス
(体長4~5ミリメートル)
頭胸部や脚は褐色で腹部背面は灰白色。
中央に縁取りのある白い斑文があり、その両側に黒紋が2列に並ぶ。
生息場所
- 日当たりが良く、暖かいところ。
- 昆虫や小動物などの餌が豊富にあるところ。
- 巣を張る適当な隙間があるところ。
こんな所に注意
- 排水溝の側面やふたの裏
- 花壇のまわりのブロックのくぼみや穴、プランターと壁とのすき間、うつ伏せの空の植木鉢の中
- 芝生や植木あるいは水抜き管の内部
- 墓石の花立てと線香立ての間や巻き石などのすき間
- 自動販売機の裏、クーラー室外機の裏、浄化槽ブロアーカバーの内部などの人工的な熱源の周り
その他
- 庭の手入れは手袋をしてください (クモの毒牙は0.5ミリメートル)
- クモの住めない環境づくりのため家の周りは整理整頓をしてください。
- 多数のセアカゴケグモが継続して確認された公共スペース(病院・公園等)の管理者は、注意喚起の看板を立てることが望ましい。




