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平成22年7月27日 ワールドカップと金魚

大和郡山市長上田清市長のサイン画像

 

ここに大正4(1915)年2月22日から3月12日にかけて奈良新聞に掲載された記事『郡山の名所』(其一~十六)のコピーがあります。一昨年、ある方から何かの参考にといただいたものですが、各地域の名所旧跡だけでなく、それらにまつわるさまざまな物語とともに、郡山に縁のある武士や芸術家などユニークな人物も数多く描かれていて、読みごたえのある特集となっていますので、四苦八苦しながらワープロで打ち換え、観光協会などにお渡しをしました。

 

当然のことながら、金魚に関する記事もあり、「金魚池四万幾千坪」と題する3月9日の記事には、明治37(1904)年、アメリカのセントルイスで開催される博覧会に金魚を出品しようと、神戸港で汽船「安芸丸」を予約し、出航を待っていたところ、日露戦争が勃発し、同船は軍用船に転用されたため、残念ながら中止せざるを得なかったというエピソードが紹介されています。

 

そうしたなか、今度は金魚に関する昭和5(1930)年の新聞記事を職員が発見。新聞名は不明ですが、その内容にびっくりしました。というのは『ダーバン市から金魚の注文来る』という表題がまず目に飛び込んできたからです。そう、今年のサッカー南アフリカWカップのメイン会場が置かれたのがまさにそのダーバンではありませんか!記事によれば、すでに南北アメリカやヨーロッパ、オーストラリアに進出していた郡山金魚は初めてアフリカにも進出。輸送には何と「四十八日を要し」たということですが、寄港地に休息用の池を作った例もあるそうです。

 

さて、南アフリカでは、今も金魚が飼われているのでしょうか・・・。